昨夕、子供の教育方針について夫と口論になり、全然口論とは関係ない暴言を言われたことに腹を立て、その時持っていたレタスを丸ごと1個キッチンから投げつけるという蛮行を行ってしまいました。
子供には散々「手を出すのは良くないよ」「先に手を出したら負けだよ」と散々言ってきたのに、親の私がこのありさま。
子供が無残な姿になったレタスを持ってきてくれて、自分の愚かさを残念に思いました。
子供たちにも悪影響です…。
もし夫が私に何かを投げつけてきたら、「DVした!!」と騒ぎ立てるに違いありません。
キャベツだったら痛いから投げていなかったと思いますが、それでも暴力は絶対良くありません。
子供たちにも悪影響です。。
そんな訳で、『キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~」という本を読んで、今後に生かしたいと思いました。
キレまくっていた著者
著者の永子さんは、普段はとっても温厚な女性だそうです。
しかし夫にだけキレてしまうのです。
例えば、朝ご飯を用意してるのに夫がなかなか起きてこないとブチ切れて暴言を吐きながら起こしてしまう。
そして、起きてきてもなかなか食べないと、手作りスムージーをキッチンにぶちまけてしまう。
そしてどうしていつもこんな事態に?と泣きわめく…
そんな自分のキレる癖が嫌で嫌で仕方なくて、自分でも疲れてしまうというのを繰り返していました。
キレる相手は夫の他に2人いて、過干渉なお母さんとモラハラだった元彼。
その二人とそれぞれ一緒に住んでいた時は、よく奇声をあげながら裸足で家を飛び出していたそうです。
それでも「これがありのままの私だから、キレる私をやめなくていいんだ♪」という気持ちで過ごしていましたが…
- 一人で家にいて失敗をした時も自分にキレてヨーグルトを思いっきり踏み潰して部屋を汚してしまった
- ママになってさらにキレが激化した
- 0歳の赤ちゃんを張り飛ばしたくなった
- 自分がキレて夫に暴力をふっているときに夫に腕をつかまれ、警察に通報してしまった
などなどがあり、どうしたら「キレる」をやめられるのか本気で考えるようになります。
どうしたら「キレる」をやめられるのか?
何とかして「キレる」をやめたい永子さんは、箱庭セラピーをやったり精神科を受診しますが、上手くいきません。
そんな中で図書館で沢山借りた心理療法の本の中に、同じような悩みを持った人たちの体験談を見つけます。
同じような悩みを持った人たちが、セラピーを通じて自分が怒ってしまう理由に気が付いて悩みを解決したのを読み、そのグループセラピーに参加することにしました。
ゲシュタルトセラピーと言うそうです。
そのセラピーに参加して分かったことは、お母さんに対する怒りでした。
散々「お前はダメ」「価値がない」と言われ続け、自分でも知らないうちに心の中の自分が傷だらけで、これ以上自分をダメと思えない所まで到達していたのです。
だから夫などにちょっとでも言われると、
「お前やっぱダメなやつ!!」
と言われたように心の中の自分が感じてしまい、強烈な刺激になり、パニック状態になってキレてしまっていたのです。
後編に続く…
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