心が壊れていく
リウマチには3つの経過パターンがあるそうです。
1つ目は一時的に悪化して数か月で何もしなくても治ってしまう人パターン
2つ目は良くなったり悪くなったりしながら経過していくパターン
3つ目はずっと悪化していくパターン
ブログで治ったと紹介していた人は、もしかしたら1つ目のパターンだったのかもしれません。
(さっきそのブログを訪れたらまだあって、1時間1万円以上するカウンセリングや自然療法セミナーのDVDを販売されているようでした…。)
私は残念ながら1つ目のパターンじゃなかったようで半分寝たきりみたいになってしまい、さすがに薬を再開。
しかし、メトトレキサート(免疫抑制剤)が効き始めるのは数か月かかりますし、一度燃えたリウマチを抑えるのは難しいことです。
20歳そこそこの一番可愛くて楽しい時期に自分の部屋のベッドで寝てるだけの生活になってしまい、心がどんどん荒んでいきました。
その頃の記憶があまりないのですが、血液検査の血沈という項目が110になってたこと、主治医の先生(薬を勝手にやめたことは知らない)に「この血液検査の状態でよく立ってられるね」と言われ「将来車いすになる」と宣言されたこと、自分のベッドから青い空を眺めながら泣いてたこと、宮沢賢治の『春と修羅』がそのころの愛読書だったことを覚えています。(かなり病んでます)
- どうして私だけ…
- こんな体になって生きててもしょうがないんじゃないか…。
- 結婚もできない
- きっと子どももできない
- この人生を終わらせて生まれ変わりたい…。
- 次は〇〇が痛くなるかもしれない…。
不思議なことに、「次に〇〇が痛くなるかもしれない…」と考えていると、本当に翌日そこの関節が痛くなっていました。そしてさらに心が病んでいく…という悪循環。負のループにすっかり陥っていました。
心がどんどん壊れていくのが自分でも分かって、これはさすがにやばいと感じていました。
でもどこに相談すればいいか分からなかったので、その当時大学の授業で取っていた心理学の教授に
「病気で心がどんどん壊れていくようなのですが、心理学的にどうすればいいですか?」
と思い切ってメールしたのでした。
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