【リウマチ妊婦】妊娠高血圧になる

妊娠・出産
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むくみがひどすぎる

妊娠7カ月の頃、足のむくみがひどくなり始めます。

アキレス腱が全く見えなくなって象の足のようになり、指で押すと粘土のようにへこんで戻りません。

お見苦しい足を失礼します。

むくみ防止に妊娠前から愛用していた着圧ソックスも全く効きませんでした。

なんだかすごく怠くて疲れやすかったのですが、お腹に二人もいるから仕方がないと思っていました。

しかし、8カ月に入って妊婦健診の前に機械で血圧を測ったところ、血圧が148/95と出ました。

入院したくなかったので、その後何回も測定しましたが(無駄な抵抗)同じくらい又は高値で、その中で一番低い値のものを持って診察室へ。

入った瞬間、血圧を見る前に

産婦人科医
産婦人科医

妊娠高血圧ですね。

入院ですね。

と言われてしまいました。涙

蛋白尿が出ていたのです。

妊娠高血圧症候群とは

妊娠時に高血圧を発症した場合、妊娠高血圧症候群といいます。妊娠前から高血圧を認める場合、もしくは妊娠20週までに高血圧を認める場合を高血圧合併妊娠と呼びます。妊娠20週以降に高血圧のみ発症する場合は妊娠高血圧症、高血圧と蛋白尿を認める場合は妊娠高血圧腎症と分類されます。2018年からは蛋白尿を認めなくても肝機能障害、腎機能障害、神経障害、血液凝固障害や赤ちゃんの発育が不良になれば、妊娠高血圧腎症に分類されるようになりました。収縮期血圧が140mmHg以上(重症では160 mmHg以上)、あるいは拡張期血圧が90mmHg以上(重症では110 mmHg以上)になった場合、高血圧が発症したといいます。尿中に蛋白が1日当たり0.3g以上出ること(重症では2g以上)を蛋白尿を認めたといいます。

この病気は、妊婦さん約20人に1人の割合で起こります。早発型と呼ばれる妊娠34週未満で発症した場合、重症化しやすく注意が必要です。重症になるとお母さんには血圧上昇、蛋白尿に加えてけいれん発作(子癇)、脳出血、肝臓や腎臓の機能障害、肝機能障害に溶血と血小板減少を伴うHELLP症候群などを引き起こすことがあります。また赤ちゃんの発育が悪くなったり(胎児発育不全)、胎盤が子宮の壁からはがれて赤ちゃんに酸素が届かなくなり(常位胎盤早期剥離)、赤ちゃんの状態が悪くなり(胎児機能不全)、場合によっては赤ちゃんが亡くなってしまう(胎児死亡)ことがあるなど、妊娠高血圧症候群ではお母さんと赤ちゃん共に大変危険な状態となることがあります。

公益財団法人日本産科婦人科学会

この時は足のむくみと怠さしか症状がなかったので分かっていなかったのですが、私は妊娠34週未満で蛋白尿も出ていたので妊娠27週にして相当重症だったようです。

厳しい先生

無知ゆえに入院を渋りますが、確固たる態度で今すぐにでも入院しなければならないという先生。

この先生には妊娠7カ月での旅行も厳しく止められて、飛行機をキャンセルさせられたこともありました。

双子妊娠に安定期はありません!

病院へ1時間以内に来れる場所以外行かないで下さい!

厳しく戒めてくれていた先生に今は足を向けて寝れないほど尊敬と感謝をしているのですが、当時の私はよく分かっていなかったので、当日でなく2日後に入院することになりました。

この2日間のために、血圧計を買って朝晩計るよう厳しく指導されました。

この時、出産10日前だとは夢にも思いませんでした。

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