【リウマチ妊婦】出産が決まる

妊娠・出産

2カ月ほど入院するつもりだったのに、入院して8日で出産することになりました。

「明日の検査結果次第で出産です」と言われる。

入院してから毎日血液検査や 赤ちゃんがちゃんと元気にしているか胎児心音モニタリングをしたりしましたが、基本的に制限などはなく のんびりと過ごしていました。

重症患者という自覚が全くなかったので、あまりにも暇で週末に外泊してもいいか先生に聞いてみると、

産婦人科医
産婦人科医

明日緊急出産するかどうかの状況なので!!

と言われしまいます。

そんなに重症なのかと驚きました。

病室がMFICU(母体・胎児集中治療室)だったのも気になりました。

2カ月くらい入院するつもりで荷物もどっさり持ってきたけど、本当にまずい状況なのかもしれない…。

それからは、1日でも長くお腹の中に赤ちゃん達がいられるよう祈るような気持ちで過ごしました。

そして出産2日前、もし明日の血液検査の結果が悪かったら明日緊急出産しますと告げられます。

まだ子供たちは1000gちょっとしか育っていません。

どうか、どうか、神様お願いします。

子どもたちに何かあったら困るんです。

どうか神様お願いします。

そう強く願いながら検査結果を待ちました。

パパも夜中に緊急手術する可能性を考えて(先生にそう言われてたのかもしれません)、近くのマクドナルドでい祈るような気持ちで一夜を過ごしたようです。

願いが通じたのか、翌日の出産は回避することが出来ました。

緊急出産は回避。だがしかし…

緊急出産は回避できてホッとしていたのも束の間、お昼ご飯を食べていると、胃の近くにいた娘が狭いお腹の中で無理やり回転したような感触がありました。

そこから左のわき腹が痛くなり、胃を圧迫されたせいかトイレに間に合わず嘔吐してしまいます。

それを看護師さんに報告すると先生が青ざめて飛んできて、胎児心音モニタリングを始めました。

赤ちゃん達は大丈夫そうだったのですが、急変する可能性があるとのこと。

入院した時から血小板が徐々に下がっていたことに先生が気が付き、嘔吐・腹痛もあったので

産科医
産科医

ヘルプ症候群になりつつある可能性があります

これ以上血小板が下がると出産が困難になるので

検査結果に関わらず明日出産しましょう!

1000gを超えてる赤ちゃんだったら障害が残る可能性は低いです!

と診断されました。

HELLP症候群とは
妊娠中あるいは産褥期に、溶血(hemolysis)肝酵素上昇(elevated liver enzymes)血小板減少(low platelet)を呈し、多臓器障害をきたして母体生命を脅かす重篤な妊産婦救急疾患。

そこで少しでも長くお腹の中で育てたいという希望は諦め、1000gを超えている子は大丈夫だという言葉を信じて「お願いします」と伝えました。

ああ、どうして私の体は…。

どうして私だけ…。

前向きな気持ちになりたくてもどうしてもなれません。

この時ばかりは自分の体の弱さを恨みました。

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