娘は1151g、息子は1231g、極低体重児で生まれました。
理想と違っても感動したお産
子供たちは1月18日の朝、帝王切開で生まれました。
手術台に乗ったときはお腹を切られることが急に怖くなりましたが、5分くらいで2人とも取り出され、なんて楽なんだろうと感じました。(出産の様子は過去記事)
おそらく普通分娩だったら私の体は持たず、死んでいたと思います。
子どもたちはすぐにNICUへ行ってしまったので会えたのは一人5秒くらいでしょうか。
思ったより元気そうで安心しましたが、実際に見た子供たちは想像を超える小ささでした。
主治医の先生は1000g以上で生まれた子は障害が残る可能性は低いとおっしゃっていましたが、あんなに小さくて大丈夫なんだろうかと不安がよぎりました。
それでも五体満足で無事に生まれたことにホッとして、初めての出産に感動していました。
どんなに理想の出産とちがっても新しい命の誕生はとても嬉しく、今まで感じたことのないほどの喜びをもたらしてくれました。
帝王切開は楽じゃない。立派なお産です。
帝王切開は楽だと前述しましたが、そのあとが大変でした。
お腹を切っているので麻酔が切れると傷口に激しい痛みがあり、風邪を引いていたので咳をするたびにさらに激痛がお腹に走りました。
またおしっこの管も入っていて嫌な感じがするし、足には血栓防止のための電動ポンプが休むことなく動き、全然眠れません。
さらに夜には高熱が出て、酸素マスクをつけることになりました。
- 顔には酸素マスク
- 指には酸素濃度計
- 腕には点滴
- 足には電動ポンプ
- 尿管には管
- 絶食
- 高熱
- 腹痛
- お茶を飲んだ時に嘔吐して汚してしまった髪の毛…etc
と、地獄のような夜をすごしました。
そのころよく「帝王切開は楽だね」「帝王切開はお産じゃない」などと言われていましたが、
帝王切開全然楽じゃないよ!!
どこも悪くないのに赤ちゃんのためにお腹を切って、命がけのお産だよ!!!
と叫びたいです。
実際私も夜に酸素濃度がすごく低くなったようで、「危なかったよー」と翌朝看護師さんに言われました。
無事に子供たちも生まれ、私も死なずにお産を終えられたことに感謝したいです。
そのころ、予想外に早く生まれてしまった子供たちもNICUで一生懸命頑張ってました。
2人に会えるのは翌日になります。
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