特発性血小板減少性紫斑病(ITP)とは
近所の小児科に紹介状を書いてもらい、すぐに子供の総合病院に行きました。
検査の結果、血液検査の血小板の正常値は15~35万ですが、娘は…
- 10/16 小児科での検査では1.3万
- 10/17 子供の総合病院での検査では1.6万
という結果になり、即入院することに…。
詳しい検査(骨髄検査)をしないと、確定はできないとのことでしたが、血小板以外の数値が正常なのでおそらく「特発性血小板減少性紫斑病」だろうとのことでした。
この病気は子供の場合、治療をしなくてもすぐに治ることがあるので、入院して血液検査を適宜行いながら経過を観察することになりました。
どんどん血小板が少なくなる場合は点滴治療なども行われるとのこと。
特発性血小板減少性紫斑病(以下ITP)とは、血液中の血小板数が減ることによって、様々な出血症状を引き起こす病気です。
血小板は血液中の成分で、ケガなどで血管が傷ついて出血したときに、傷ついた部分に張り付いて出血を止める働きをします。
通常は血液1㎣の中に15~35万個くらい含まれていますが、10万個以下になった場合に血小板減少症と診断されます。
血小板が減少すると、小さな傷でも血が止まらなくなったり、体の中で出血することがあります。
日本赤十字社 「小児の特発性血小板減少性紫斑病」
娘は検査の時に暴れに暴れたので、ベッドにつくと疲れて寝てしまいました。
私はその間に入院の準備したり、必要なものを取りに家に帰りました。
急なことに、現実を受け入れられず、
「なんで!?」
と泣き叫びだしたい思いでした。
脱走しまくる娘
その日は私も付きを添いで泊まることになったので、シャワーや夕飯を済ませ、息子の最低限のお世話をしてまた病院へ。
娘の所に行くとベッドがまるで動物の檻のような柵が付いたものに変わっていました。
さらに、開け閉めするところが紐でぐるぐる巻きにされていました。
看護師さんによると、娘が何度も柵をよじ登ってベッドから脱走し、裸足で廊下を歩いていることが何度もあったので、(この病院で2台しかない)檻のようなベッドに交換したとのこと…😅
さらに、この檻のようなベッドでも看護師さんが開けるところを見て覚え、自分で開けて脱走し廊下をまた裸足歩いてたとのこと…😅
娘、前世はお猿さんでしょうか…?
危険行為やめてくれませんか?
こんなに元気なのに、血小板が1万ちょっとしかなくて危険な状態の娘。
悲しい現実でした。
こうして娘の1度目の入院生活が始まりました。
つづく。
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